『自分が変わる靴磨きの習慣』長谷川裕也
どうも、ブッダ先生です。
『ブッダ先生の読書マラソン!』のコーナーがやってまいりました〜
それでは早速まいりましょう。
紹介する本は・・・
こちらの本です。
「自分が変わる靴磨きの習慣」というタイトルですね。
靴磨き職人の長谷川裕也さんの本になります。
この本を知ったきっかけ
ブッダ先生には靴好きの兄がいます。
会計士試験も終わって、いよいよ社会復帰だ!
靴やらスーツやら準備しようかなと考えていた時でした。
「靴磨きが面白い」ということで参考までにとこの本を教えてくれたのです。
本の概要
ざっくり本の概要を紹介します。
第1章
「靴」「足元」の大切さ。なぜ今ビジネスパーソンに、きれいな靴、清潔感のある足元が必要なのか。
第2章
「靴磨き=自己管理の象徴」であるという話。
第3章
自己管理能力がアップすることで具体的に起こる17の変化の話。
第4章
靴磨きを習慣化するコツ、靴と長く付き合っていく方法。
第5章
靴と深く付き合うことで人生が豊かになる話。
印象に残った点
この本を読んで印象に残った点はたくさんありますが、
その中でも特に印象的だった部分を取り上げます。
靴磨きで「マインドセット」
「靴磨き」の本質から、考えていきましょう。
・・・(中略)・・・磨くということは「ものを大事にする営み」の最上級の動作ではないでしょうか。
うーん、確かに「磨く」って動作なかなかしないですよね。
ブッダ先生は「歯磨き」くらいしか心当たりがありません。ものを磨くってなかなかしないですよね・・・
そして「磨く」動作の副産物として、
人は集中して手を動かす時、雑事を忘れ、先のことを考えたり、過去を振り返ったり、自分自身を見つめ直すことができるからです。つまり、流行の言葉でいうと「マインドセット」ができるわけです。
とあります。
これはとても共感できました。靴を磨くことで「いろんなことを考える時間」ができるということですね。仕事に忙殺される日々の中では、なかなかゆっくりと考える時間を確保することが難しいことさえあります。
仕事に限らず、自分を振り返ったり、反省したり、将来を考えたり、シミュレーションしたりするのって、物事をスムーズに進める上で大事ですよね。
「思考の整理」の時間として靴磨きを活用することを著者は提案しています。
靴磨きで「早起きできる」
著者は「靴磨きが習慣化すると、早起きも習慣化する」と言っています。
靴磨きをすると、靴がピカピカになり「大事に履こう」と言う気持ちが自然に芽生えます。すると、朝の通勤ラッシュや人が多い時間帯を避けて行動するようになるということです。靴を大切にしている人や靴磨きをした人が最も気にすることの一つが「靴を踏まれる」ことです。
ブッダ先生も靴磨きをしたことがあるのでこの気持ちはよくわかります。
つまり・・・
靴磨き
↓
「大事に履こう」
↓
「通勤ラッシュで踏まれたくない」
↓
「ラッシュ避けて通勤前倒しよう」
こういった心理をうまく利用して、「朝の時間を有効活用」したいですね。
「安い靴は不経済だからね」byイギリスのブレア元首相
靴を磨くようになると、「履けなくなるまで、とことん1足を履き潰す」ということがなくなります。数足をその日の天候やシチュエーションによって使い分けながら履き回す。そして修理に出しながら、1足の「靴の生涯」をできるだけ永らえさせて履き続ける。つまり「あの人の靴はいつもきれい」と言う印象を周囲に与え続けながら、靴全体のコストパフォーマンスを抑えることができます。
たしかにそうですよね。毎年5000円〜1万円の安価な靴を履き潰すよりも、質の良い靴を10年履く方がコスパが良いですね。
「安い靴は不経済」まさにこの靴の価値観をわかりやすく表していると思います。
ブッダ先生が磨いていたのは・・・
ブッダ先生も前職を退職するまでは、毎日革靴を履いていましたよ。
そして靴磨くのも好きだったので一生懸命磨いていましたよ。
でも最近気付きました。
ブッダ先生が磨いていた靴・・・
合皮の靴だったのです!!
合皮というのは合成皮革の略です。
偽物の革なのです。
汚れを落としてクリーム塗ったりしてたんですが、
どうやらクリームは浸透しない素材だったようです…
靴に意識を向けるというところまでは良かったんですけどね、
靴磨き界隈の先輩たちには顔向けできません…
まだまだ初心者感満載のブッダ先生です。
革靴を買いました!
そんなブッダ先生、先日東京に行った際に、
銀座で革靴を買いました!
念願の「本革」の靴です。(合皮じゃないですよ)
革靴初心者のブッダ先生は、
スコッチグレインのベルオム・マーブル(ダークブラウン)
を購入しました。
スコッチグレインの銀座本店に行ったのですが、
店員さんがとても親切でした。
何度も試し履きさせてもらってぴったりサイズを選ぶことができました。
まとめ
靴を買ってから、「早く靴を履いて外に出たい」と思うようになったのです。
あのインドア派で有名のブッダ先生が、です。
靴磨きする前からすでに自分が変わった気もしていますが、
靴磨きをするともっとポジティブな気持ちになれそうです。
「靴を履き潰す」のではなく「靴を育てる」という意識を持って、
靴を仕事の「相棒」にしていくぞ!
ではまた!