『20代にしておきたい17のこと』本田健
みなさん、こんにちは!
このシリーズでは、読んだ本について学んだこと気づいたこと考えたことを
簡潔に書いていきます。
コーナーの趣旨
私はどうも完璧主義なところがあり、
以前は読んだ本の内容をワードにまとめていたりしたのですが、
それでは時間がかかる→負担が大きくなる→続かない
という結果に陥りがちでした。
よってこのシリーズでは、
本から得る内容は1〜2個に抑え、シンプルにアウトプットすることを重視
していきたいと思います〜
みなさんもオススメの本などがあれば教えてくださいね!
今回読んだ本は・・・
今回読んだ本は、
本田健さんの『20代にしておきたい17のこと』です。
概要としては以下17の事を20代のうちにすべしということでした。
1.人生最大の失敗をする
2.大好きなことを見つける
3.一流のものに触れる
4.人生を100%楽しむ
5.死ぬほどの恋をする
6.一生付き合える親友を見つける
7.両親と和解する
8.自分のルーツを知る
9.才能のかたちを知る
10.専門分野を持つ
11.メンターを探す
12.人生が変わる本と出会う
13.質問力を鍛える
14.お金と時間の管理を学ぶ
15.没頭できる趣味を持つ
16.異文化に触れる旅に出る
17.運について学ぶ
親友とは
親友と言っても人によって捉え方は様々でしょう。
この本では、親友とは
損得感情を越え、本音を言い合える関係、そしてさらには、自分の命をかけて信じられる関係としています。
自分の命をかけて信じられる関係とは
具体的にはナイアガラの綱渡りの話で説明されています。
新聞広告を見て5000人の人が集まり、綱渡りの達人は観客に「私が無事に渡れると信じる人はいますか」と聞きます。
観客は拍手で信じていることを示し、彼はそれをやり遂げます。
次に、「私が手押一輪車で渡れると信じる人はいますか」と聞きます。
観客はまた拍手で応援し、またも、彼はそれをやり遂げます。
そして最後に、「私が誰かを背負って渡れると信じる人はいますか」と聞きます。観客はさらに大きな拍手で信じていることを示しますが、そこで彼は聞くのです。
「誰か私の背中に乗る人はいますか」
この質問に誰一人拍手を送る人はいませんでした。しかし、彼の親友が、自分の背中に乗ると言います。そして彼は、、無事ナイアガラを渡り、その親友は、おんぶされてナイアガラを渡った初めての人となりました。
・・・中略
まさに親友とは、そういうものだと思うのです。
親友を見つけることが人生において一番大事?
このような精神的な部分で繋がる親友を持つことは難しいですよね。
だからこそ著者は20代のうちから意識的に努力すべきと言っているのです。
そして、親友は人生に必要不可欠なものではないが、親友がいれば人生が豊かになる、だからこそ人生において一番大事なことだと言っています。
親友を持つことのメリット
ここからは私の考えです。
親友を持つことのメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
なんでも話せる、悩みを相談できる、一人じゃないという気持ち
→精神的つながりによって安心感を得ることができます。
親友を持つことのデメリット
親友でもお互いに依存する関係は良くありません。
デメリットも考えてみましょう。
他の人が入りにくい→新たな人間関係の制限
親友の意見・価値観を尊重しなければならないというバイアス
自分で自分を磨く時間・深掘りする時間が確保できない。
→依存関係に陥ると自らの人間的成長が阻まれるおそれがあります。
結論
親友を持つことは人生において素晴らしいこと。
ただし、依存はNG。
精神的つながりによる安心感を超えた、
話せば元気が出る、前向きになれる、あの人みたいになりたい、お互いに高め合える、
という作用し合う関係を作ることができればお互いに依存することなく人生豊かになるのではないかな。