映画『ジャッジ!』

f:id:takatori0219:20200130103220j:plain
どうもブッダ先生です。

ブッダ先生の心の琴線に触れた映画、ドラマ、音楽などを紹介するコーナー

ブッダ先生の審美眼!」シリーズが始まりました。

 

心の琴線を常に研ぎ澄まし、様々な作品を味わえるそんな人間になりたいものです。

そんな気持ちから始まったコーナーです。

 

紹介する映画は

さて、記念すべき第1回目に取り上げる作品は、

映画『ジャッジ!』です。


『ジャッジ!』特別予告篇(永井監督作成ver)

 

「自社CMに賞をとらせるための戦争」であるサンタモニカ広告祭で、

自社のポンコツCMに賞をとらせるべく奮闘する新人広告マンを描いた物語です。 

広告業界はギラギラしたイメージ

みなさん、広告業界ってどんなイメージですか?

この映画の主人公は、電通博報堂などの広告代理店の広告マンの設定です。

 

広告代理店というと、メディア芸能界とつながりがあるから華やかなイメージがあります。加えて高給取りのイメージもありますね。

 

ブッダ先生的には、広告業界

ギラギラした営業マンがお金を持って遊んでいるイメージです!

バカ真面目で冴えない広告マン

ただ、この映画の主人公はそんな印象とは真逆の性格です。

・バカがつくほど真面目

・仕事ができない

・上司の無茶振りに翻弄される

・存在感がない

・モテない

・自己主張が弱い

 

真面目でいいやつなんですが、

広告業界ではどうも「冴えない」ようです。

サンタモニカ広告祭に「ジャッジ」しに行く!

そんな主人公が、サンタモニカ広告祭に審査員として行くことになります。

自社制作の「ちくわCM」を入賞させなければクビ

という上司の無茶振りです。

「順位なんて作るもの、受け入れるものではない」

サンタモニカ広告祭には、世界のCMクリエイターが集まっていて、

そこでは「自社CMに賞をとらせる戦争」が繰り広げられていました…

 

そんな現状に戸惑っていた主人公に、審査委員長は言います。

「ここでは順位なんてものは作るものであって、受け入れるものではない」

「良いものは良い、悪いものは悪い」「僕らは審査されているんだ!」

良い広告を作りたい!そんな思いで広告マンになった主人公は、

自らの正義を曲げたくありませんでした。

 

自社の「ちくわCM」は悪いCMだから入賞させたくない。

だから、「自社広告の宣伝をした場合不合格とする」という

ルールを犯して「ちくわCM」をわざと不合格にするのです。

自分がクビになるにもかかわらず、です。

 

一方、ライバル社のCMは良いCMだから賞をとらせたい。

そのためにみんなに訴えかけます!

 

「良いものは良い」「悪いものは悪い」

「僕らの審査が審査されているんだ」

 

これは、最終審査会議の場で主人公が訴えたセリフです。

信念を曲げずに奮闘する姿に心打たれました。

なぜ主人公を応援したくなったのか?

ブッダ先生、この映画を見ながら主人公の広告マンを応援したくなりました。

なぜそんな心理が働いたのでしょう…

 

ズルをしない姿勢

周りに流されない姿勢

正しいことをしようとする姿勢

信念を曲げない姿勢

 

これらの姿に共感したからでしょうか。

自分もこういう生き方をしたいですね。

 

きっと主人公がチャラチャラした広告マンだったなら

応援していないはずです!

まとめ

 ブッダ先生も、将来会計士になるわけですから、

「僕らの監査が、審査されているんだ」

と監査現場で訴えかけるぞ!