「プロフェッショナル原論」〜第三章〜
どうも、ブッダ先生です。
今日も「プロフェッショナル原論」です!
第三章プロフェッショナルのルールと組織をまとめます。
通常のビジネスを行う会社(company)とは異なる組織であるため、
組織形態や運営ルールに普通の会社と異なる、ファーム独特の特徴あり。
その中でも、仕事上の独特のルールと独特の組織形態を紹介します。
仕事上の独特のルール
営業禁止
プロフェッショナルは営業してはならないとされています。
この理由はプロフェッショナルの仕事の本分=「公益への寄与」であり、自らの収益を追求することではないからです。
なので自らの収益追求にあたる営業活動は行わないのです。
報酬=単価×必要日数
プロフェッショナルの報酬は、単価×時間で決まります。
この計算要素である報酬単価はプロフェッショナルの技量の証と言われています。
よって、年収2000万(単価200,000)よりも年収1000万(単価500,000)の方が多くのプロフェッショナルは嬉しいのだそうです。
プロフェッショナルの組織形態
業界独特の組織形態:ファーム(Firm)
ファームはプロフェッショナルが自分たちの仕事を効率的に行うために作る事務所組織です。
弁護士事務所:law firm
会計事務所:accounting firm
コンサルタント事務所:consulting firm
などいずれも"firm"がついてますね。
ちなみにプロフェッショナル業界でもファームの形態をとらないのが、
個人経営の医者:clinic
建築家の設計事務所:atelier
だそうです。
パートナー制(出資者=経営者)
パートナー制とは複数のプロフェッショナルが資金を出し合ってファームを設立し、その運営方針は資本提供者(パートナー達)の合議制により決定される仕組み。
クライアントのより大きな満足につながることが期待されている。
リベラルな組織風土
アソシエイトは違う意見であってもパートナーに対して自らの意見を堂々と主張するのが当たりまえと言う文化がある。
↓
これは同じ一人前のプロフェッショナルとして同等に扱うという考え方の現れ。
↓これにより
①アソシエイトはのびのび仕事で切る
②より的確で質の高い分析提言ができる
↓もって
クライアントのより大きな満足につながる。
まとめ
今日は第三章の組織についてまとめました。
一般事業会社の組織形態とはかなり違いますね。
多くの株式会社では出資者≠経営者(所有と経営の分離)ですが、
プロフェッショナルファームは、出資者=経営者(所有と経営の一致)です。
ブッダ先生は今監査法人においてスタッフという組織の最底辺にいますが、
少しでも早くプロフェッショナルになりたいと思います。
いつの日かなるぞ!
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公認ブッダに!
ではまた!